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校長室では、ローゼンと真出例羅学園の校長が話し合っていた。 ローゼン「どうでしたか?彼女達は?」 校長「ええ。あの人たちのお陰で、生徒達。皆、良い子になりました」 ローゼン「いや~それは良かった~てっきり、変なことを遣らかしたのかと、思いましたよ~」 校長「いいえ・・・・・・・ちょっと問題が・・・・・」 ローゼン「?どうしたんです?」 校長「実は・・・・・・・女子生徒の一部は、ボーイッシュの僕っ子や、ツンデレになったり。男子生徒は「将来、陸軍になる!」って言ったり。「ボーイッシュの僕っ子×ツンデレ」の小説を書いたり・・・・・・・ある意味、心配なのです」 ローゼン「ハハハハハ・・・・・・・・(汗)」 汗だくに成りながらも、笑って誤魔化すローゼン。そして、ローゼンは力いっぱい思った。「絶対に彼女達を、違う学園に送らないっと・・・・・」 ー終了ー
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有栖学園では毎年合唱コンクールというものがあるがローゼンの教育方針により教師陣も1曲歌わされる事になっている・・・ その曲はどれもバラバラで毎回波乱を呼んでいる・・・・今年はどうなるのか・・・それはやってみなければ判らない・・・ ○月×日(合唱コンクール前日) ローゼン「やぁ!みんな今回の合唱コンクールの曲が決まったよ!」 前日になりいきなり言い出すローゼン 普通は2週間前から教えて歌詞を覚えさせるのが普通なのだがこの男に常識は通じない 水銀燈「とりあえずぅ、なんの曲になったのぉ?」 一同が静まり返る中話を進めるために水銀燈は口を開く・・・ ローゼン「ふっふっふ・・・・!!!これさ!」 と言い出しラジカセを取り出すローゼン・・・そして再生を押した瞬間・・・・ 「タラリララ~♪政治は責任を求め~♪追求する事でしか正しくする事ができない♪タラタタララ~♪」 一同「・・・・・・・・・」 背後のBGMに後押しされる形で誰だかわからない政治家らしき人物が演説するという曲・・・いや・・・これは曲なのかすら危うい・・・ 蒼星石「あ・・・あの校長・・・まさかこれ歌えなんて?」 蒼星石が一応確認をする・・・他の教師陣は絶望的な表情でそれを見る・・・ その蒼星石の問いに対し力強く反論するローゼンだったが・・・ ローゼン「これとは何だ!これとは!!!この曲はね、又・・・・・ふぎゃっ」 と言う前にラプラスのとび蹴りがローゼンの顔面に入る・・・・ ラプラス「・・・・なぁにぃを考えてるんだこの馬鹿校長!!!!!!!!!」 と、吼えるウサギ、そして気を失ったローゼンをひきずりながら職員室を後にする・・・ 残ったのは未だに再生され続けている政治家の演説だった・・・・ 「地獄の火の中に入れなければ・・・・ならない!」 Fin
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水銀燈先生 水銀燈、JUMとの遭遇 水銀燈×薔薇水晶 薔薇水晶&水銀燈と卒業式 実技試験の前のひととき 蒼星石×水銀燈の百合 病室の木の葉 とある男子生徒の事情 水銀燈の補習 水銀燈の胸 水銀燈と屋上 進路相談:水銀燈の場合 交通事故 北海道の集団旅行 推測と水銀燈 おあ氏とS氏とくんくん人形 白馬の王子様 人は、人生という道を歩んでいる 水銀燈と家庭科 金糸雀先生 金糸雀の音楽(?) 対人兵器 コスプレ大会 進路相談:金糸雀の場合 翠星石先生 翠星石と下宿 翠星石とラーメン屋 翠星石のイタズラ 進路相談:翠星石の場合 蒼星石先生 蒼星石小ネタ? 蒼星石と舞踏会 結婚 ほ し が きレス入り 蒼星石と女子高生2(書き散らし氏ver 進路相談:蒼星石の場合 RPGと蒼星石 蒼星石と屋上と煙草 真紅先生 あずまんが真紅 真紅と賓乳 煙草とくんくん 水銀燈へのプレゼント 真紅とプール 進路相談:真紅の場合 昔の話 Another Sky 雛苺先生 ひなまつり ひなまつりケーキ 雛苺と演劇部 進路相談:雛苺の場合 雛苺の一日 見かけによらない 雪華綺晶先生 ばらきらと胸 ローゼン大掃除 夢 対人兵器金糸雀先生のとこの対人兵器と同じ 進路相談:雪華綺晶の場合 薔薇水晶先生 GTB(グレート・ティーチャー・薔薇水晶) 水銀燈×薔薇水晶水銀燈先生(ry 薔薇水晶の春 薔薇水晶&水銀燈と卒業式水銀燈先生(ry 薔薇水晶の家庭訪問2 薔薇しぃブルマ 薔薇水晶の憧れ マウスの上の日向ぼっこ 薔薇水晶と食堂 進路相談:薔薇水晶の場合 薔薇水晶と新婚生活 複数 おかずの交換 鬼ごっこ 怪談大会 桜田ジュン 怪談大会 その他 おあ氏の衝撃事件簿 ローゼン ローゼン×ラプラス 胆試し大会 ローゼンと不良とパチンコ 痔 ローゼンの日常 入学式 ラプラス ローゼン×ラプラスローゼン(ry ラプラスvs不良 日常 入学式 誰も居ない……更新するなら今のうち…… 新作見たいなwww -- 名無しさん (2008-08-17 20 58 44) 名前 コメント
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Ver. 1.3EX1 カードNo. 1-3-113 種類 ユニット レアリティ UC 名称 アイアンメイデン 属性 青 種族 不死 CP 4 BP 6000/5000/4000 アビリティ ■呪いの拷問具あなたのユニットが戦闘によって破壊された時、対戦相手のCPが0だった場合、対戦相手のユニットを1体選ぶ。それを破壊する。 自分のユニットの戦闘破壊時に条件付きで相手ユニットを道連れにする中型ユニット。 主に相手がCPを使い切った返しのターンにチャンプアタックを仕掛ける運用になる。 CPのコントロールが豊富な緑系のデッキにタッチ採用するのも面白いかもしれない。 これを最大限に引き出すために【特殊召喚】も併せて大量にユニットを用意できるようなデッキに採用したい。 フレーバーテキスト 太古の拷問具にとらわれた少女。その拷問具は何者かの怨念で呪われているというが、本人はいたって快適に過ごしているらしい。 ユニットボイス タイミング ノーマル/フォイル共通 ■呪いの拷問具 ふあ~ アタック えい! 関連項目 共通モデル・モーションゴールドメイデン
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ある朝の雪華綺晶と薔薇水晶の家。この家の日常は、毎日朝早く、薔薇水晶がお弁当を作っている事だった。 自分のは少なめ、雪華綺晶のは大盛りのお弁当。それと、一つだけ、お弁当があった 雪華綺晶「ねぇ・・・・・薔薇水晶。このお弁当は誰の?」 薔薇水晶「!!い、いや。これなんでも、ないよ・・・・・・・・」 雪華綺晶「ふ~ん・・・・・・。まぁ、いいや。私は先に行くね。」 薔薇水晶「うん。分かった」 先に学園に登校する、雪華綺晶。そして、後片付けをしてから登校する、薔薇水晶。 そして、午前中の授業は終わって、お昼休みとなった。 真紅「あなた、サンドイッチ以外。おかず全部、冷凍食品?」 水銀燈「う、うるさいわね・・・・・今日はこれしか作る時間が、無かったのよ!」 真紅「全く、はい。少し分けてあげるわ。これで、栄養満点なのだわ。」 水銀燈「・・・・・・・・・・・有難う」 雛苺「かなりあ~~食堂に食べようなのーーー」 金糸雀「良いよ~確かー今日のメニューは、きつねうどんだったのかしら~」 雛苺「わぁ~い。巴も誘おう~~~~~」 翠星石「はい。蒼星石~今日も、作ってあげたですぅ~vv」 蒼星石「いつも、ありがとう。いつもの所で、食べよう~」 翠星石「はいですぅ~」 これが、職員室のお昼休みだった。普段なら、一緒に食べる二人組がいるのだか・・・・・・ 雪華綺晶「薔薇水晶。お昼・・・・・・」 薔薇水晶「あっ、ごめんね。お姉ちゃん!私・・・・・ちょっと、やる事があるから・・・・」 雪華綺晶「うん・・・・・・・。」 薔薇水晶は慌てて、出てしまったので。一人で寂しく食べる、雪華綺晶だった。 その薔薇水晶は校長室にいた。校長室のドアにノックをして、入った。 薔薇水晶「あ・・・・・あのぅ・・・」 ローゼン「ん?どうしたんだい?」 薔薇水晶「あのぅ・・・・・お昼まだですか?」 ローゼン「ううん。まだだよ~。今から、食堂に行く予定~」 薔薇水晶「実は・・・・・・・お弁当を作ったんですか・・・・・・ご一緒にどうですか?」 ローゼン「ええええっー!本当に!?けど、雪華綺晶君の分は良いの?」 薔薇水晶「お姉ちゃんの分は、もう渡してあるので、大丈夫です・・・・・・」 ローゼン「じゃぁー。一緒に、食べよう!」 薔薇水晶「はい。」 こうして、2人きりのお弁当の時間が始まった。 ローゼン「いや~本当に美味しいよ~このお弁当」 薔薇水晶「美味しいだなんて・・・・・・その・・・・」 ローゼン「しかし、この前はゴメンね。変なガスのせいとは言え、抱きついて~」 薔薇水晶「もう、大丈夫ですから、気にしないで下さい。」 ローゼン「あの後、雪華綺晶君が戦車で、発砲してくるし~最後の最後で、バズーカを撃って来るから。 あとちょっとで、このお腹に風穴が開くところだったよ~ハハハハ~~」 「笑える話じゃねぇー」っと、思うのだか・・・・薔薇水晶にとって、この時間は一番楽しかった・・・・。 薔薇水晶「あの・・・・・校長先生。先生の好きな料理って、なんですか?」 ローゼン「う~~~~ん。どれも、好きだけど・・・・・・・・やっぱ、クリームシチューかな」 薔薇水晶「シチュー・・・・・・」 ローゼン「それと、このお弁当では・・・・・この鳥の唐揚げかなー」 薔薇水晶「//////////」 ローゼン「ん?顔真っ赤だよ?」 薔薇水晶の頬を触る、ローゼン。その時の薔薇水晶は、急に心臓の鼓動が、速くなった。 ローゼン「熱は無さそうだし~大丈夫かな~~」 薔薇水晶「あ・・・・・・・・私、大丈夫です・・・・・・気にしないで下さい」(何だろう・・今、胸が、押し潰されそうな感じがした・・・・・・・) ローゼン「なら、良かった。じゃー、残りのお弁当を食べますか~」 薔薇水晶「はい」 数分後。2人はお弁当を食べ終わって、紅茶を飲んでいた。 ローゼン「どう?この紅茶の味は?」 薔薇水晶「美味しい・・・・・けど・・・」 ローゼン「けど?」 薔薇水晶「なんだか・・・・・懐かしい味。」 ローゼン「ふふふ・・・・。この紅茶はね。お気に入りの紅茶なんだ。」 薔薇水晶「良いのですか?私が飲んで・・・・・・?」 ローゼン「良いよ~君が飲んでくれた方が、この紅茶も嬉しいと思うよ。」 紅茶の香りは、校長室を包んだ・・・・・が、昼休みの終わりを迎えた。 薔薇水晶「もうそろそろ・・・・時間だ。急がないと・・・・・」 と部屋から、出ようとした時にローゼンは、こう言った。 ローゼン「あのさ。薔薇水晶くん。その・・・・・明日も頼んでも良いかな?お弁当・・・・・・僕の方も、もっと美味しい紅茶用意するから・・・・・・」 薔薇水晶「はい!いつでも、作ります!!」 笑顔で、校長室に出る薔薇水晶。心の中では「明日も。もっと、美味しいのを作ろうと・・・・・・」
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金糸雀「困ったのかしら・・・・・・けど・・・・・」 ある日、金糸雀は困っていた。普段なら「楽してズルして~」っと、言ってるのに。今回ばかりは、困っていた。そんな中、金糸雀にある人が、聞いてみた ローゼン「どったの?カナちゃん?少ない脳みそを絞って・・・・・・・悩み事?僕でも良ければ聞くよ。」 金糸雀「少ない脳みそは余計かしら!・・・・・・・・・けど、実は・・・・・」 金糸雀は元気の無い声で、ローゼンに言った 金糸雀「私のクラスに、E君って子がいるのかしら・・・・・・けど、最近ヤクザと悪い事して・・・・・それで、私。心配で・・・・・・」 ローゼン「ふ~ん。で、そのヤクザの事務所って、分かる?」 金糸雀「う・・・・・うん。分かっているけど・・・・・行くのが、怖くって・・・・・・・」 ローゼン「じゃ、そこに行こう~」 金糸雀「はぁっ!?」 金糸雀が生徒を心配してるのに対して、ローゼンは軽い口調で言った。正直、「この馬鹿、何を言ってるのかしら?」っと、思った金糸雀だったが。ローゼンは、そんな事気に、ヤクザの事務所に行こうとしていた。 それから、1時間後。2人はヤクザの事務所についた。 金糸雀「あ・・・・・・・あのう。本当に入るのですか?やっぱ、雪華綺晶先生をボディーガードに連れてきた方が・・・・・・」 ローゼン「大丈夫、大丈夫~話し合いで、終わらせるから~」 金糸雀「はぁ・・・・・・・」 単純な笑顔で笑う、ローゼンに対して。「やっぱ、雪華綺晶から銃を借りえば、よかった」っと・・・・・・・そう言って、事務所の入り口に立った ヤクザ「あ~ん、誰だ?おめぇら~」 ローゼン「悪いんだけど、ここの兄貴の知り合いでね。彼、いる?」 ヤクザ「居るが・・・・・・本当に知り合いか?」 ローゼン「うん」 ヤクザ「・・・・・・・・・まあ、良いだろう。入れ」 そう言って、二人は入って行った。階段を上って、ヤクザの兄貴の所に入った ヤクザ「兄貴。今、彼方に会いたいと言う、奴を連れてきました」 兄貴「・・・・・・入れさせろ。」 ヤクザ「はい」 ヤクザの兄貴は、そう言って。2人を入れさせた。 ローゼン「よ~う」 兄貴「・・・・・・・・・・・・」 金糸雀「・・・・・・・・・・・・・・・」 金糸雀の目に映った光景は、顔に傷だらけの男と軽い口調で挨拶をする校長だった。金糸雀は本気で「もし失敗したら・・・・・・終わりだ・・・・・・・遺言書いとけば、良かった」っと、心強く思ったが、予想外の反応が出た 兄貴「おおお・・・・・大兄貴!?お久しぶりです!2年ぶりですね!」 ローゼン「ホント~確か、君と最後に会ったのって。星組との戦争以来だったな~」 兄貴「で、今日は何の御用で?もしかして、国内に大麻を売る仕事ですか?」 ローゼン「違うよ。最近、若い子が入ったんだって?悪いんだけど、連れて来てくれない?」 兄貴「ははっ!おい、Eを連れて来い」 ヤクザ「うっす」 金糸雀「・・・・・・・・・・・・・・」 「一体、何の事かしら・・・・・?大麻を売るって・・・・・・・?」っと、金糸雀の頭の中は、『完全に訳わかめ。』の状態だった。そして、Eは入ってきた 男子E「何の御用です?兄貴・・・・・・・・・・あっ」 ローゼン「彼で良いの?」 金糸雀「う・・・・・・うん」 男子E「金糸雀先生にアホ校長!?(ぶこっ!)」 兄貴「てめぇ!大兄貴に対して、アホ校長とは!?すみません!こいつ、入ったばかりで!」 ローゼン「いいよ。あのさ、その子。僕の学園の生徒なんだ。返してくれる?」 兄貴「え?こいつ、もう学校を卒業して・・・・・・・歳は24歳とか・・・・・・」 ローゼン「いいや。この子、まだ在校生だもん。しかも、17歳」 兄貴「・・・・・・・・・・・・・・・」 兄貴は固まった。何の事だか分からない、ヤクザと金糸雀とE。そして、兄貴が取った行動は・・・・・・・ 兄貴「すみません!大兄貴!!てっきり、違う学校の卒業した奴だと思って・・・・・・それが、大兄貴の生徒の在校生を・・・・・・悪い事を教えて・・・・・・・漢、武蔵。腹裁いて、お詫びします!!」 ローゼン「いや、そこまでしなくっても良いから」 その光景を見た一同は、ヤクザは凄まじく怯んだ。もちろん金糸雀と男子Eは、もっと怯んだ。 5分後 ローゼン「じゃあ、彼連れて帰っても良い?」 兄貴「はい!!兄貴の頼みなら、何でも!!」 ローゼン「じゃあ、二人とも。帰ろう~またね~」 そう言って、3人は事務所を後にして。帰った。男子Eは金糸雀の心配させてしまったと思い。悪の道に行く事を止めた。それと・・・・・・・ 金糸雀「あの・・・・・校長。さっき、あの人と話してた大麻は・・・・・」 ローゼン「ハハハハ~カナちゃん・・・・・・・君。今日の事は、忘れた方が良いよ。もし、警察や他の人に言ったら、命が無いと思ってね。」 金糸雀「・・・・・・・・はい!」 と。金糸雀は心強く、「この人・・・・・本当に学園の校長なのか?つーか、校長やって良いのか?」っと思いながら、今日の事を忘れようとした
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私立有栖学園の校長・・・ローゼン、彼は変人でもあり奇人でもある、しかし彼の本当のやさしさを知る者は少ない 一方私立有栖学園の教師の一人水銀燈、彼女も悪く言えば変人でも奇人でもあるが、根は優しい先生である ○月×日 雨 水銀燈「なによぉ~・・・そんなに怒らなくてもいいじゃなぁ~い」 水銀燈の声が職員室に響き渡る・・・しかし 真紅「許すものですか!くんくん人形を返しなさい!」 翠星石「おめぇ~のした事は重罪ですぅ~、いい加減謝りやがれですぅ!」 蒼星石「悪いけど、今回は許しがたいな、僕の帽子弁償だけでは済まないよ?」 金糸雀「よくもカナのバイオリンを壊してくれたかしらー?」 雛苺「うにゅ~を返すのー!」 雪華綺晶「戦車を破壊して許されると思っているのか!」 この場に居る教師全員が敵であった・・・それもいつもなら仲介に出てくる蒼星石や揉み消してくれる雛苺に金糸雀まで そう、水銀燈は今完全に孤立していた・・・ 水銀燈「な・・なによぉ、皆して虐めなくてもいいじゃなぁ~い・・・」 若干反省したのかいつもの甘ったるい口調ではなく少々の怯えが混ざる しかし他の教師の猛攻は続き・・・・ 真紅「いい加減にしてよね?この脳みそジャンク!」 翠星石「食材を無駄にするなんて人間として風上にも置けないですぅ!」 蒼星石「悪いけど、これから友達関係見直させてもらうよ」 金糸雀「もう口利いてあげないのかしらー!」 雛苺「べ~~~~~っだぁ!」 雪華綺晶「ナチスを侮辱した事、悔い続けるがいい!」 ・・・・・ガタッ!全員が言い続けてると思いっきり席を立つ水銀燈 水銀燈「・・・・・・・・」 そして無言のまま職員室を出て階段を上がっていく、その目には確かに大粒の涙があった まだ階段を上がる、これより先は屋上である・・・・その時 薔薇水晶「あ、水銀燈先生おはようございます」 奥から歩いてきた薔薇水晶が挨拶をする 薔薇水晶「あのー、ここから先は屋上ですよ?」 いつもの元気がない水銀燈を心配する薔薇水晶、しかし水銀燈は無言のまま階段を上がる 薔薇水晶はそれ以上とめる事もなく頭に?を浮かべながら職員室へと向かった そして職員室に入ったが、そこはいつもの雰囲気ではなかった・・・そうなにかジメっとした感じが漂う陰気な空間であった 薔薇水晶「・・・・・・・・・ぉ・・・おはようございます・・・」 薔薇水晶がおどおどして入る、しかし挨拶は返ってこない・・・ いつもなら水銀燈の甘ったるい挨拶に始まって色々な挨拶が返ってくるがそれもない・・・そんな時 ガラッ!!!いましがた閉めたばかりのドアが開いた ローゼン「グッッッッ・・・・・・モォォォォォォニィィィィン!」 空気等まったく読まない奴が入ってきた・・・・ ローゼン「ん・・・ん・・・・?・・・・んんんんんん!?、どうしたんだい皆お通夜みたいな顔してぇ!ははぁん、さては僕が来たから照れてる?」 そんな事を一人浮かれて喋るローゼン・・・・そこで薔薇水晶が無言でローゼンの腕を掴み廊下へと引きずり出す そして廊下に出た二人・・・そんな中先に口をあけたのはローゼンだった ローゼン「水銀燈先生が居ませんでしたね、しかも皆さん暗い顔持ち・・・喧嘩でもしましたか?」 そこにはいつものローゼンとは打って変わって凛々しい男性のローゼンがあった そんなローゼンに一瞬見惚れた薔薇水晶だったが・・・ 薔薇水晶「・・・・水銀燈先生泣いてたの・・・なんでかは判らない・・・雨なのに屋上に行った・・・」 いつもよりはっきりとローゼンに話す薔薇水晶、そしてそれを聞き小声で「ありがとう、後は任せておきなさい」と言い階段を上がるローゼン 薔薇水晶は事態の内容すらわからなかったが、これで大丈夫だと確信した 一方屋上では水銀燈が雨の中屋上から校庭をただ一人見ていた 水銀燈(なんでこんなことになっちゃったんだろ・・・少しだけイタズラしただけなのに・・・) いつもの水銀燈ならこんなことは欠片も思わないだろうがこの時は違った・・・ ちょっと構って欲しい、ちょっと付き合って欲しい、ちょっと一緒に居て欲しい、これの延長線でイタズラの度が過ぎてしまっただけなのだが・・・ 水銀燈「・・・・皆に嫌われてるならいっそ・・・」 そう呟く水銀燈・・・・しかし ローゼン「いっそなんだい?そこから飛んで夢の彼方にでも行くつもりか~い」 等と緊張感の欠片も無い声が水銀燈に届き、その声の主に振り返る水銀燈 水銀燈「な・・・なによ!あんたなんか呼んでないんだからとっとと消えなさい!」 それに対し怒りをあらわにする水銀燈これに対して穏やかに答えるローゼン ローゼン「そうもいかないなー、だって僕校長だしー、それにお通夜みたいな職員室は耐えられないしね」 と、あっさりと切り返す 水銀燈「馬鹿いわないで頂戴、大体貴方みたいに何の考えも持たない人間が・・・」 そこまで言ってしまったと思った・・・ローゼンは自分を救いに来たのにそれをまた自分で手放したのだと自分を責める ローゼン「だねー、ほぉーんと考えもってないよー」 しかしそこには怒りや侮蔑の回答ではなく、いつものローゼンの回答があり・・・・次の瞬間彼の顔を見て世界が止まる ローゼン「でもね、僕は僕のやり方でだけど今の有栖学園が崩れないようにしたいんだ、もちろんそこには水銀燈先生の存在もあるよ」 口調はあくまでも穏やか・・・いやいつもみたく冗談等の意味が含まれない穏やかな声・・・・ ローゼン「君が何をしたか知らないけど、一度躓いたぐらいで飛び降りようとか考えるのは穏やかじゃないなぁ・・・」 変わらぬ口調、しかし最後の飛び降りようとの所には怒気が確かに含まれていた・・・ ローゼン「じゃぁ、僕はラプラスから逃げないといけないから戻るね♪」 そして戻るローゼン、そこにはいつもの・・・本当にいつものローゼンが居た 残った水銀燈は一人考えた・・・が、もう答えは決まっていた・・・ 泣いていたその顔は今ではすっきりとした顔に戻っている・・・ 水銀燈「ほぉ~んとに、私が居ないだけでお通夜とか・・・みんなおばかさぁ~ん・・・」 まだ涙声だが汚れの無い声で職員室に戻る水銀燈の姿があった・・・ いつの間にか雨は止んでいた fin
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ローゼン「くっ……」 ラプラス「ほんと、馬鹿ですね。校長」 ローゼン「煩い」 ラプラス「ハバネロ20袋、激辛カレーお代わり8回、激辛ラーメン4杯」 ローゼン「うぐぉー」 ラプラス「辛いものばかり食べたらそうなる事が分かるでしょうが、量も量ではんぱないですし」 ローゼン「ふっそれも若さゆえの過ちと」 ラプラス「もう5×歳でしょ? 校長」 ローゼン「まだだ! まだおわってなーい!」 ラプラス「まぁそりゃ痔は、直ぐに治りませんけどね?」
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「超機動戦記ローゼンガンダム 第十七話 生きた証」 夢・・・夢を見ている・・・始まりの悪夢、終わりのない悪夢。 「真紅!!」 お父様が私を突き飛ばして、私を庇って・・・死んだ。飛んできた建物か、機体か。何かの破片に 体を貫かれていた。 「逃げて・・・真紅・・・私達の可愛い・・・真紅・・・」 お母様は崩れる家から逃げるときに間に合わず家の下敷きになり、そして徐々に広がる炎の中で ただ、私の無事だけを祈って死んでいった。 「いけない!真紅!!」 薔薇水晶が私と敵の間に割ってはいる。初撃で右腕を・・・そしてその後新しい敵に撃ちぬかれた。 私は・・・また人を殺した・・・初めはお父様、次はお母様・・・そして薔薇水晶。 私は、3人を殺して今生きている・・・何故?何で私なんかが生きているの?もう・・・私は闘えない・・・ 「うっ・・・・ぐぅ・・・・はぁ・・はぁ・・・」 真紅がベッドに沈めていた体を起こす。あの戦いから三日。眠れば、同じ夢を永遠と見ている。 「真紅・・・起きてる?大丈夫か?」 部屋の外からJUMの声がする。しかし、真紅は無視を決め込む。 「真紅・・・僕から言えるのは一つだけだからさ・・・薔薇水晶を守れなかったのはお前だけの責任じゃない。 業は・・・みんなで背負おう。僕達は仲間だろう・・・待ってるから。」 足音が去っていく。真紅は布団を抱きしめる体を縮める。今は乱れた長い髪が鬱陶しかった。 「JUM。お願いがあるんだ。少し、出撃させて欲しい。」 ブリッジで雪華綺晶が言う。 「雪華綺晶・・・目的は何だ?嘘はダメだぞ。僕はもうだれも・・・」 「心配するな。私は槐を討つまで死ぬ気はない・・・少し探し物だ。」 JUMは考え込む。しかし、雪華綺晶の目はマジだ。恐らく、その探し物ってのが本心なんだろう。 「分かったよ。ただし、敵に見つかったりしたらすぐに旗艦して欲しい。」 「ああ、約束しよう。恩に着るよ・・・JUM。」 雪華綺晶は少しだけ笑うとデッキへ向かい、探し物とやらを探しに行った。 「JUM。真紅嬢の様子はどうだ?」 JUMが機体等の調子を見にデッキに行くとべジータがいた。 「真紅次第・・・だな。あいつきっと、あの時の事をまた重ねちまってる・・・」 「アリスの乱か・・・くそっ!!」 怒りのやり場のないべジータが壁を思い切り殴る。 「やるせないのはみんな同じ・・・何も出来なかったのはみんな同じなのにねぇ・・・」 カツカツと足音を響かせて水銀燈が近づいてくる。どうやら、先の戦闘で負った損傷は修理が終わったようだ。 「カナだって・・・カナがあの偽者が精神汚染音波を使ったのにもっと早く気づけば・・・」 金糸雀すらも暗い。精神汚染音波。「うなだれ兵士のマーチ」と「破壊のシンフォニー」。 一応カナリアにも搭載はしてあるが、金糸雀は信条に反すると封印している。 金糸雀にとって音楽は文字の如く、音を楽しむもの。不快にさせるものは音楽とは言わない。 「翠星石はあいつらを許さねぇですよ。あいつ等は・・・どうして何もかも奪っていくですか・・・」 今度は「仲間」を奪われた翠星石の目には怒りがともっている。 「でも、それが戦争だから・・・でも、分かってても・・・辛いよね。」 蒼星石も面持ちは重い。 「うぅ・・・雛・・・また守られたの・・・今度は守る方に回るって、そう思ってたのに・・・」 雛苺が言う。薔薇水晶を失った事は明らかにメイデンの士気を低下させていた。 「それより真紅よねぇ・・・あの子ったら・・・」 「仕方ないかしら・・・真紅はあの距離で長時間精神汚染音波を受けて・・・そして目の前で・・・」 それは常人ならば精神が死を選ぶような出来事だったかもしれない。 「でも、立ち直ってもらわねーと困るですぅ!もし今アリスがくれば・・・」 全滅は免れない。翠星石はその先は言わなかったが、みんなの頭に思い浮かんだ言葉だったんだろう。 そんな時、メイデンにキラキショウが帰還してきた。手には何かを持っている。例の探し物だろうか。 「何だ、みんな。集まってたのか。JUM。お願いがあるんだ・・・」 コクピットから出た雪華綺晶がみんなを見渡しながら言う。 「これ・・・・に・・・・ダメだろうか?」 「成る程、これが探し物か・・・OK。任せてくれ。」 JUMは雪華綺晶の頼みを承諾すると、早速作業に取り掛かるのだった。 「雪華綺晶、あなた・・・」 「あれは、あの子が生きた証だからな・・・真紅がどう受け止めるか分からないが・・・私は彼女を信じるよ。」 水銀燈の言葉に雪華綺晶が答える。雪華綺晶は作業をするJUMを見つめていた。 それから、一週間が過ぎた頃だった。来ないはずがなかった・・・アリス軍の襲来。規模は前回と同じ。 恐らくディアーズにはスペリオルと、Reローゼンガンダムシリーズ。多少のバーズが乗っているだろう。 「アリス軍襲撃!総員、第一戦闘配備・・・・各員、死力を尽くすんだ!この一戦に存亡がかかっている。」 JUMの声が艦内放送で響く。しかし、それを聞いても真紅は部屋を出ようとしなかった。 機体が直ったのは聞いている。それでも、真紅は出撃しようとしなかった。 「真紅・・・こないわねぇ・・・」 MSデッキで水銀燈が言う。真紅が来る気配はまるでない。 「仕方ない・・・僕らで凌ぐしかないよ。」 蒼星石がグッと目をつぶると機体に乗り込んでいく。 雪華綺晶は改修されたシンクを眺める。そして、みんなに言った。 「すまない、みんな。少しだけ私に時間をくれないか・・・真紅を連れてくる。」 誰もその申し出を拒否しない。分かってるのだ。真紅を動かせるのは雪華綺晶しかいないと。 「JUM。すまないがデッキにきてくれ。真紅を連れて行く・・・機体の説明は貴方がするべきだろう?」 雪華綺晶はデッキの通信からそう伝えると走って真紅の部屋に向かった。 「・・・柏葉。すまないがしばらくの間指揮を頼む。」 「了解・・・頑張ってね、桜田君。」 JUMは巴に指揮を任せるとデッキに向かっていった。 「真紅入らせてもらうぞ。」 マスターキーで部屋をこじ開ける雪華綺晶。中にいたのは長い金髪を乱雑に散らしている真紅だった。 「雪華綺晶・・・」 「真紅。アリスが攻めて来た。出撃だぞ?」 雪華綺晶が真紅に向かって歩いていく。 「私は出ない・・・もう闘えない・・・私が薔薇水晶を殺した・・・」 パーンと・・・雪華綺晶が真紅の頬を平手で殴っていた。 「自惚れるな真紅!お前が薔薇水晶を殺した?違うな。あの子は・・・薔薇水晶は自分の意思で 散っていったんだ。」 「それでも・・・あの子は私を守って・・・・」 「ならば!」 雪華綺晶が声を大きくする。戦闘はすでに始まってるだろう。しかし・・・この部屋は静かだった。 「闘いなさい・・・あの子は貴方に引きこもって欲しいために守ったんじゃない。貴方にならこれからの 戦いを任せられるとおもったからよ。それを貴方は裏切るの?」 「薔薇水晶が・・・・私を・・・?」 「真紅・・・あの子の命は半分貴方のモノよ。だから、背負ってあげて。あの子の願いを聞いてあげて。 貴方が闘い続ける事。それが・・・あの子の生きた証なんだから。」 雪華綺晶はそこまで言うと背を向けて部屋を出ようとする。そして、最後にこう言った。 「機体が直ってるのは聞いてるわね?私達はこの戦いで存亡が決まってしまう。 私達が負ければ薔薇水晶の意思は無駄になる。だから・・・生きなくてはならない。 真紅・・・生きる事って・・・闘う事なんでしょう?」 雪華綺晶が部屋を出て走ってデッキに向かっていく。 「生きる事は闘う事・・・闘う事は生きる事・・・私は・・・生きている。いえ、生かされてる。お父様に、 お母様に、薔薇水晶に・・・なら、私の成すべき事は・・・」 真紅はサッと髪をとかし久しぶりにツインテールを結う。軍服を着込むと走ってデッキへ向かった。 「私はもう迷わない・・・闘う・・・それが私の糧となった人の業を背負うと言う事だから・・・」 「遅かったじゃないか。待ってたぞ、真紅。」 真紅がデッキにつくとJUMが出迎えてくれた。 「JUM!?貴方、艦の指揮はどうしたの?」 「柏葉に任せてある。僕はも~っと大事な仕事を雪華綺晶に頼まれててな。真紅、見てくれ。」 JUMの指差す先。それは完全に修復されたシンクだった。粉々になった右腕もある。 「あの右腕の色・・・JUM、まさか・・・」 その失われた右腕は赤ではなく、紫だった。ビームガトリングガンが付属している。それは、即ち。 「ああ。雪華綺晶が探してきたんだ。バラスイショウの右腕だ。あ、そういえばさ、真紅。お前昔っから 怒ると女の子なのに、思い切り殴ってきたよなぁ?」 「な・・・こんな時に何を・・・」 「殴ってこいよ。右腕でさ。僕がしっかり補強しておいた・・・」 バラスイショウは攻撃面を重視されており、装甲が脆いという弱点があった。もちろん、そのままシンクの 右腕に移植されても装甲は弱いままだったろう。しかし・・・そこはメカニックとしても一流のJUMだ。 シンクに移植されたバラスイショウの腕は可能な限り頑丈に強化されていた。 「雪華綺晶・・・こう言う事だったのね。確かに・・・薔薇水晶の命の半分は私なのだわ。」 真紅はクスリと嬉しそうに笑った。 「右腕の色さ・・・変えなかったけど、赤に変える?」 「まさか・・・私にはこれ以上ない美しい色合いに見えるのだわ・・・JUM。ありがとう・・・いってくるのだわ。」 真紅は久しぶりに笑顔を見せるとシンクに乗り込んでいった。 「くぅ・・・真紅はこんなの聞きながら戦ってたわけぇ・・?」 すでに始まっている戦闘は劣勢だった。というのも、Reカナリアの音波兵器のせいだ。 「カナの・・・カナの力がたりないかしら・・・・負けたく・・・ないかしら・・!!」 「くそぉ・・・いいか、バーズだけでも俺達で相手するんだ。少しでもメイデンの負担をやわらげろ!」 べジータが苦しみながらもバーズを撃墜していく。それでも、戦況は不利だった。 「ははははっ・・・どうやらここまでのようだな・・・メイデン!!」 (私は甘えていたのだわ。JUMの、みんなの優しさに。闘う事をやめるのは、生きる事をやめること。 それは、私があんなに嫌ったアリスに支配された世界と変わりないのだわ。) 「真紅、状況はきわめて不利だ。でも、僕はここから逆転できるとおもってる。」 「あら、奇遇ね。私もなのだわ。カウンターでも食らわせてやるのだわ。真紅、ガンダム5号機出るのだわ!」 シンクがサクラダから射出される。 (私は真紅。誇り高いメイデンの一員・・・そして幸せな貴方の・・・・) 「はは・・・来てくれたな。真紅・・・」 雪華綺晶が笑う。飛び立った赤い機体は太陽の光をその紫の右腕に受け、光り輝いていた。 次回予告 雪華綺晶の、JUMの。そしてみんなの力で悪夢を克服し復活した真紅。 薔薇水晶の半身、命の半分を受け継いだシンクを駆り真紅が戦場に立つ。メイデンの反撃が始まる。 次回、超機動戦記ローゼンガンダム 絆 受け継がれた力はみんなの為に・・・
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それを知ったローゼンは、夜。雪華綺晶・薔薇水晶の自宅に来た。 薔薇水晶「『どうしたんだろ・・・・・・急に来て、「雪華綺晶くんに会わせてくれ!」って・・・・・・それに、眼差しが真剣だし・・・・・・』」 ローゼン「雪華綺晶くん・・・・・・この話は、校長のお願いではなく。一人の男としての、お願いだ。単刀直入で言います・・・・・・・君の妹さん・・・・・薔薇水晶さんを僕にください!」 薔薇水晶「!」 雪華綺晶「!」 ローゼン「確かに・・・・・僕は、学園でやっている事は、貴女にだって分かっています・・・・・・けど、僕は薔薇水晶くんの事を誰よりも大事に思っています。それに男として、自分のやった事に責任を取らないといけないんだー!!」 雪華綺晶「・・・・・・・・ローゼン校長」 ローゼン「はい!」 雪華綺晶「貴様のようなゲス野郎に、私の愛する妹を渡してたまるかぁぁぁぁーーーーーー!!!」(銃を抜く) (黒発動)黒水晶「オイ、クソ姉貴。私達の間に邪魔するなぁ!それと、遺言はそれだけか!?今日こそ殺る!!」 雪華綺晶「ふん!薔薇水晶は渡さないが、貴様の方は要らん!!貴様が逝けーーーー!!」 黒水晶「安心しろ!墓場送りは、あんた一人だけだ!」 最も危険な、姉妹喧嘩が始まった・・・・・・・・タンスは飛び、お皿やナイフ、包丁は飛ぶ・・・・・・・時には、銃の撃ち合いに・・・・・・ ローゼン「ちょ・・・・・・ダメだよ!薔薇ちゃん!!激しい運動は控えて。妊婦さんはもっと自分の身を大切にしないと!」 黒水晶「止めるなぁ!・・・・・・・・えっ?(元に戻る)」 薔薇水晶「・・・・・・妊婦さんって、誰のこと・・・・・・?」 雪華綺晶「私か?」 黒水晶「黙れ!クソ姉貴」 (戻る)薔薇水晶「えっと・・・・・・・もしかして、と言うか・・・・・・この状況だとやっぱり私の事?」 ローゼン「そうだよ・・・・・薔薇ちゃん、妊娠してるんでしょう? 気付かなかった僕も迂闊だったけど・・・・・・・・(ゴム付けていたけど・・・・・)」 薔薇水晶「・・・・・・あのぅ。私、妊娠なんかしてないよ」 ローゼン「えっ!? だって、この前、デートの途中で吐き気を催したり…」 薔薇水晶「前の日の夜に黒水晶が、お姉ちゃんと銀ちゃんと一緒に、飲み会を始めて、それで、飲みすぎちゃった・・・・・・・」 ローゼン「酸っぱいものを多く食べるようになったり…」 雪華綺晶「この子、昔から酸っぱい物が好きだよ。梅干とか、すっ○むーちょとか。最近、またハマっているし~」 ローゼン「体重や体型を今まで以上に気にするようになったり…」 (黒発動)黒水晶「恋するオトメなら当然だろ」 雪華綺晶「ふっ。デートの前日に「ビール5本・日本酒3本」飲む奴がオトメか。時代は変わったな・・・・・・最も、貴様の場合。オトメじゃないけどな」 黒水晶「黙れ、クソ姉貴!それを勧めたの、てめぇーだろ」 ローゼン「『たま○くらぶ』とか『ひ○こくらぶ』とか読むようになったり…」 (戻る)薔薇水晶「う・・・・・ん。まあ……。私も、いつか赤ちゃんは欲しいし・・・・・・子供が出来た時の参考に・・・・・・・」 雪華綺晶「顔が赤いぞ。薔薇すぃー」 黒水晶「うっさい!」 ローゼン「じゃあ、僕の勘違いだったのね・・・・・ちょっと残念」 薔薇水晶「・・・・・・『残念』なの?」 ローゼン「ええ。僕も薔薇ちゃんとの子供、欲しかったから」 薔薇水晶「・・・・・・・・ありがとう」 ローゼン「・・・・・・・・こっちこそ、ありがとう。」 二人「・・・・・・・・・・・・・」 (↑そのまま抱き合い、2人きりの世界に・・・・・・・) 雪華綺晶「おい、クソ校長・・・・・・・今から30秒以内に、薔薇水晶から離れろ。さもないと、撃つ!」 翌日の学園。日本史の授業で・・・・・・ ジュン「という訳で、薔薇水晶先生の妊娠してなかったんだって~」 めぐ「なあんだ。私たちの早とちりだったのね~」 巴「いや、先生も悪いよ。紛らわしい真似するから」 ジュン「でも、これで良かったんじゃないのか? 同じ職場で、夫婦は大変だろうし」 めぐ「そうだね。でも、薔薇水晶先生の子供も見てみたかったなぁー」 ジュン「まあ今回は誤報だったが、その内に本当に出来るだろう。何しろ・・・・」 薔薇水晶「ローゼン・・・・・・・」 ローゼン「薔薇水晶・・・・・・・」 ジュン「授業中で、生徒達をほっといて。ずーっと抱き合っているぐらいのバカップルだからな。水銀燈先生、いいんですか?」 水銀燈(見に来た)「知らん!どうせ言っても無駄だろうし」 巴「バカップルに付ける薬は無いわね」 めぐ「ご祝儀の準備をしておく?」 ー終了ー